業界初!顔認識AIによるLINEスタンプ作成サービス「うちの子スタンプ」提供開始
町の写真店のネット販売を支援するスクール写真システム「みんなの写真屋さん®」
株式会社ルクレの子会社である株式会社DigiBook(以下、DigiBook)は、ノーリツプレシジョン株式会社と協業して展開するスクール写真システム「みんなの写真屋さん」において、顔認識AIを利用して子どもの画像を使ったLINEスタンプを作成できる業界初のサービス「うちの子スタンプ」を、本日より提供します。「みんなの写真屋さん」を導入している写真店は、保護者が本サービスを利用することで、写真プリントのさらなる販売枚数アップに加え、ロイヤリティ収入の獲得といったメリットも得られます。
「みんなの写真屋さん」は、店頭で写真プリントを行う町の写真店向けに開発された、自家処理専用設計のスクール写真システム※1です。本システムの導入により、学校行事などのスクール写真をネット上で展示・販売でき、忙しい保護者でも24時間スマホから写真を閲覧・購入することが可能となります。20~50代のスマホ利用率は約90%にのぼる※2なか、「みんなの写真屋さん」はスマホでの快適な操作性を追求し、保護者向けサービスを拡充することで、写真店が学校に提案しやすいシステムを提供しています。
みんなの写真屋さんURL: https://digibook.co.jp/service/minsya/?mag=191128
お電話での問合せ先「みんなの写真屋さんサポートデスク」: 03-4500-6755(平日10:00-12:00、13:00-18:30)
写真の販売促進に貢献!「うちの子スタンプ」とは
「うちの子スタンプ」とは、保護者が「みんなの写真屋さん」を通じて購入した写真をLINEスタンプにできるサービスです。ここ数年、自分の子どもやペットの写真をスタンプにし、家族・友人とのLINEで使用して楽しむことが新たなトレンドとなっています。「うちの子スタンプ」では、プロが撮影した表情豊かで高クオリティの写真にかわいいフレームとデコレーションを合わせ、世界にひとつだけのオリジナルスタンプを作成することができます。
スタンプ製作費は8個セットで1,480円(税込)。LINEスタンプショップでの購入代金として、120円(50コイン)が別途かかります。
・顔認識AIでラクラク自動作成
AIが顔写真から感情を読み取り、スタンプに最適な写真とフレームを自動で選択・合成し、提案します。トリミングも全て自動で行います。
・面倒な申請は「みんなの写真屋さん」が代行
LINEへの審査申請は、「みんなの写真屋さん」が代行します。保護者は注文後、「みんなの写真屋さん」からの連絡を待つだけです。
■「うちの子スタンプ」による写真店のメリット
・写真プリントの販売枚数アップ
スタンプは購入した写真のデータでのみ作成できるため、保護者の購買意欲を高め、写真プリントの販売促進に貢献します。
・競合のネット企業をけん制
スクールはEC化を検討するにあたり、保護者の使いやすさや満足度を重視しています。保護者向けサービスが充実した写真販売システムを導入することで、スクールへの提案力を高め、競合企業から契約校を奪われることを阻止します。
・ロイヤリティ収入の獲得
写真店は、写真データがスタンプに使用されると、ロイヤリティを得ることができます。スタンプの注文・作成に関するやり取りはDigiBookと保護者が直接行うため、写真店の作業負担は一切ありません。
「みんなの写真屋さん」 概要
「みんなの写真屋さん」は、スクールが信頼を置く“町の写真店”に特化したスクール写真システムです。ミニラボで世界トップシェアのノーリツプレシジョンと協業し、業務用写真プリンター「QSS」とのシームレスな連携を実現しました。写真店は、無料の専用管理ソフト「写真屋さんマネージャー」をインストールするだけで、写真のネット販売をすぐに始めることが可能です。大量の写真の中から自分の子どもの写真を簡単に探せる顔認識AI「うちの子検索®」を搭載するなど、先進技術で写真店の価値向上をサポートします。
サービスが本格始動した2018年4月から約1年半で、導入店数は約200店、総売上は5億円を突破。公立・私立を問わず幅広いスクールで利用されています。
■スクール写真EC化の障壁を解決する3つのポイント
・写真店の負荷を軽減する【運用力】
初期設定はPCに管理ソフト「写真屋さんマネージャー」をインストールするだけです。お店のQSS環境を崩すことなく、手軽にネット販売をスタートできます。「写真屋さんマネージャー」とQSSの連携で、従来のラボ業務を大幅に省力化。ウィザード形式で操作に迷わない「作業管理」、自動で入金が確認される「注文管理」、カルタ取り不要の「プリント管理」が、展示から納品までのラボ業務を徹底的にサポートします。
・スクール写真の不安を解消する【提案力】
あらゆるスクールの方針に沿えるよう、展示(ネット/壁)、決済(クレジットカード/コンビニ/注文袋)、納品(個人宅配/スクール納品)を組み合わせた豊富な販売方法を用意しています。また、最新のセキュリティと個人情報保護体制を維持しており、EC化に不安を感じる学校側にも安心して利用してもらえます。
・保護者の要求を満たす【対応力】
約90%の保護者がスマートデバイスからアクセスしていることから、スマホでの快適な操作性を最優先に設計しました。何千枚もの写真が掲載される行事でも、あっという間に自分の子どもを検索できる顔認識AI「うちの子検索」や、小さなスマホ画面でも大量の写真を快適に閲覧できる「無限スクロール」を搭載。累計利用者数はサービス開始から15万人を超えており、仕事や家事で忙しい保護者にも好評です。
■システム仕様
対応商材:通常プリント(スナップ、集合写真)、写真データ、LINEスタンプ
対応する決済方法:注文袋、クレジットカード、コンビニ、他
対応する納品方法:学校一括納品、個人宅配、他
システム利用料:初期費用(システム導入費用、利用登録料)無料
月額利用料 8円/枚(~L判)、16円/枚(~2L判)、32円/枚(2LW判~)
推奨環境:【写真屋さんマネージャー】 Windows 7以上
【みんなの写真屋さん】 スマートフォン:iOS 10以上 /Android 4.4以上
パソコン:Mac OS X(10.4以上)/Windows 7以上
必要なソフトウェア:EZController(Ver.5.70以上)、Noritsu Hot Folder(Ver.4.30以上)
インターネット環境:光回線が必要(プロバイダ指定なし)
開発背景:教員の働き方改革で急速に広がるスクール写真のEC化
■「過労死ライン」を超えて働く教員/文科省からの現金集金廃止の通達
文部科学省が平成28年に実施した「教員勤務実態調査」によると、厚生労働省が定めた「過労死ライン」に達する月80時間以上の残業をしていた公立校の教員は、小学校で約30%、中学校においては60%近くを占めました。文科省は昨年3月に教員の業務効率化のために学校での現金集金の廃止を通達。さらに今年1月には、残業時間の上限を月45時間、年間360時間とするガイドラインを策定。学校は早急な対応が迫られています。
■スクール写真のEC化で時間的・精神的負担を軽減
教員の働き方改革が叫ばれるなか、教育現場でのICT活用推進により、スクール写真のEC化も成長期に突入。公立校に先駆け、私立が多数を占める幼稚園・保育園ではいち早くEC化が広がっています。
従来の壁展示だと、現金の集金や管理、写真店への支払い、保護者への案内文書作成など、教員にとって時間的・精神的に大きな負担でした。EC化によりネット展示・クレジットカード決済が可能となることで、これらの負担を大幅に軽減できます。
■町の写真店を脅かすネット企業の台頭
私立校に続き、公立校でもスクール写真のEC化が本格的に検討され始め、古くから公立校との結びつきが強い”町の写真店”も対応を迫られています。競合として町の写真店を脅かしているのが、ネット企業です。最新技術に強いネット企業は、保護者向けサービスの開発などに力を入れることで契約校を拡大しています。それを受けて町の写真店は、学校との間に築いてきた信頼と確かな写真品質という強みはそのままに、時代の流れに伴い進化する学校・保護者のニーズに応えていく必要に迫られています。
※1 「みんなの写真屋さん」の利用には、ノーリツプレシジョン社のミニラボ「QSS」の導入が必要です。
※2 総務省「平成30年版 情報通信白書」より。
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