2020年 ニュース

2020.09.29

ビルメンテナンス業界初 ! 報告業務のDXを実現
クラウド写真報告書『ZENGO(ゼンゴ)』を本日リリース
~作業写真を撮影するだけで写真報告書が完成~

“デザイン×アイデア×ITで すべての人を次の世界へ”をミッションとする、株式会社ルクレ(所在地:東京都港区、代表取締役:有馬弘進 以下 ルクレ)は、撮影から報告書作成までワンストップで完結するクラウド写真報告書『ZENGO』(以下、本サービス)を本日リリースしました。同日リリースの『ZENGOカメラ』(アプリ)で作業前・後を撮影するだけで、クラウド上で写真報告書が自動作成されます。本サービスは、ビルメンテナンス業界における報告業務そのものを見直し、働き方に変革をもたらします。

『ZENGO』紹介ページ https://zengo.work/

企画背景 : 人手不足が深刻なビルメンテナンス業界に向けた報告業務改革

ビルなどの建築物の清掃・衛生管理・設備点検業務などを営むビルメンテナンス業界の市場規模は、2018年度約4.4兆円※1、近年増加傾向にあります。しかし、若手従業員の確保が難しいため、高齢者やパートタイマー、外国人労働者を活用していますが、根本的な人材不足は未解決のままです。また、発注者からは建築物衛生法第10条にある「特定建築物の維持管理に関し環境衛生上必要な事項を記載した帳簿書類を備えておかなければならない。」の規定に基づき、実施した作業の証明として写真報告書の提出を要求されます。そのため、現場作業者は作業の合間に写真報告書用の撮影をデジカメで行い、事務所に移動して撮影した写真の整理・エクセルでの報告書作成等の作業が必要です。
そこでルクレは、報告業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現に向けて、現場で撮影から報告書作成までワンストップで行うことができるクラウド写真報告書『ZENGO』を開発しました。報告書の自動作成だけでなく、透かし表示により作業前写真と同一アングルで作業後写真が撮影できるので、作業実態をより明確に記録することが可能となり、報告書の品質を向上させます。これにより、ビルメンテナンス業界での報告業務の省力化と併せて、作業品質をより正確に証明することを可能にしました。

※1 公益社団法人全国ビルメンテナンス協会「第50回実態調査報告書(ビルメンテナンス情報年鑑2020)」より

ZENGOの特長 : 撮影と同時に報告書が完成 ! 報告業務のDXを実現

・撮影計画を作成し、撮影漏れを防止
・『ZENGOカメラ』(アプリ)により、作業前後写真を同一アングルで撮影
・撮影箇所名や撮影日などのコメントを報告書に自動反映
・スマートフォンだけで写真報告書が完成
・現場と事務所のリアルタイム連携で撮影と報告書作成の分業

ZENGO料金プラン : 無料アカウントでもすべての機能を体験可能

※有料アカウントは、すべての機能が無制限で利用可能です。
※年間契約となります【年額 ¥26,400(税込)】。

今後の展開 : 法人向けの管理機能や報告書のカスタマイズなど機能拡充を予定

2020年11月には、案件情報や契約IDを管理できる法人向けのプランをリリース予定です。現場での作業状況を一括で管理できるので、より大規模な修繕・メンテナンス業務に対応できます。また、報告書フォーマットをカスタマイズできるサービスを提供します。発注元の様式にあわせた報告をZENGOで実現できるようになるため、ビルメンテナンス業だけでなく、リフォーム業や不動産管理業等の様々な業態に最適化する予定です。

※社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。